2010年 12月 15日
パトリシオ先生 来札
いつも12月には素敵なゲストをお迎えしてのイベントを企画されていますが
今回は本当にスペシャルなお方 パトリシオ先生でした
第1部 ウーマンズヘルスと題してのレクチャー
画像がボケボケだけれど・・・
まずはじめに陰陽から図解入りでお話くださいました
これははじめての人でも 本当にわかりやすい
今回なんと通訳なし!
異国語でのレクチャー 本当に頭が下がります
そして何より やさしい語り口
時間があっという間でした
前回 奥津さんのレクチャーでも感じましたが 札幌でこのようなレクチャーを受けられることが大変貴重
今回 パトリシオ先生のレクチャーを受けられた方 本当によい時間でしたね
女性にもお勧めの食材を使った知恵の木さんお手製ランチボックス
開けたとたんに嬉しくなる そんなお昼をいただきました
第2部 スウィーツクッキング
恵比寿のスクールでは レクチャー時にはネクタイにスーツ クッキング時にはシェフコートを着用 ビシッとキリッとした印象のパトリシオ先生ですが 今回の札幌ではとってもラフでした
エプロン姿でしたよ~ それもKIJのですね
メニューはひよこ豆のスコーン 抹茶ティラミス
スコーンはスチームしたのですよ~ スチーム!ありえますか~
それが とってもやさしい 素朴なお味になったのです
パトリシオ先生もはじめは 蒸しスコーン??なんて思っていたそうですが
生徒さんが試作で作ってこられたのを食してみて「あり」だと思ったそうです
現代の女性は(男性も)身体を緩める必要性がある とレクチャーでもお話されていましたけれど
ベイクするよりも スチームの方がとってもやさしいですものね こどものおやつにもとても良いと思います
印象的だったのは 物腰のやさしさ
動作ひとつひとつが丁寧 なおかつアシスタントにもとーってもジェントルマン
時間もゆるやかに流れていきます
東京では どうしても何もかもハードっておっしゃっていました(だから僕は白髪が多くなっちゃった(笑)って言ってましたけれど・・・) いわゆるエネルギーが陽性化しているのですね
札幌では もっとゆったりと そうするとみなさんもわかりやすいって
パトリシオ先生もとってもリラックスされて 素敵な笑顔
そんな空気の中での1日だったので 私たちも本当にあたたかく 幸せでした
2日目 第3部 クリスマスメニュークッキング
雪降りました あたりは真っ白
パトリシオ先生 この景色好きって
黒豆のポタージュ パエリア セイタンのフライ アプリコットソース
お皿がとっても華やかなメニュー
だけどクッキングはとってもシンプル
私たち家庭人がトライしやすいメニューを紹介してくださいました
デザートのアップルステュールデルは強力粉のグルテンを生かして生地をうすーくうすーく伸ばしたものに
煮りんごやドライフルーツを巻き込む北国向きのお菓子
リネンの生地を使ってくるくるっと巻いていく すばらしい手技でした
お話の中でパトリシオ先生のお母様 ルチ先生のお話が出てきました
重い腎臓病を患い 久司先生の下で学ばれ 家庭ではマクロビオティック食を厳格にされ 病を克服されたと
世界各地でそのご経験を通し マクロビオティックを広められたルチ先生
女性を助けるのが夢 だったそうです
もうお一人 久司先生の奥様 アヴェリーヌ先生のお話も
パトリシオ先生が日本へ経つ空港でのお見送り時に 日本の人たちにおいしいスウィーツを作ってくださいって 日本食は何もかも味付けに砂糖が入っている お菓子にも入っているけれど 質のよい甘味料でのそして美しいスウィーツをとお願いされたそうです
そのお言葉が今も心に響いているとお話されていました
私は残念ながら 両先生にはお目にかかることができなかったけれど
こうしてお二人のお話をお聞きできることはとても嬉しいことです
今でこそ マクロビオティックという生活法は受け入れやすくなってきたと思いますが
両先生の時代 それも異国の地でのご活躍があってこそ 今があるのだなと思います
「大根」が「DAIKON]としてマーケットで売っているのも その昔アメリカで アヴェリーヌ先生が一軒一軒農家を尋ねて大根の種を配って植えてもらい広められたというお話も以前聞きました
マクロビオティックは日本の伝統食が基本だけれども 桜沢先生 久司先生が諸外国で広められたものがまた日本へ帰ってきたものです
~パトリシオ先生の柔らかな物腰~
今回参加させていただき 感じることが多くありました
日本人として 人として
最後にキッチンで
集中!
いつもありがとう!
素敵は機会をいただきました!
by h112233h
| 2010-12-15 23:13
| マクロビオティック